Make × Notion × Buffer 連携マニュアル
Notionで管理、
Bufferで安全にX投稿。
Makeを初めて使う人向けの、Notion投稿管理データベースとX投稿運用の構築マニュアル。手順通りに進めれば、第三者でも初期設定から運用開始まで到達できます。
投稿管理の中心はNotion。Makeは中継役、XへはBuffer経由で安全に。
なぜMakeから直接Xに投稿しないのか。
XのAPI制限や仕様変更の影響を避けるため、Bufferを中継します。Buffer経由にすることで誤投稿リスクを下げ、投稿前に確認するワンクッションを挟めます。
・投稿予約がしやすい
・投稿前に人が確認できる
・X以外のSNSにも展開しやすい
・Make側の設定が複雑になりにくい
・誤投稿リスクを下げやすい
投稿文はタイミングや文脈で印象が変わります。特にXは拡散されやすいので、初期段階では人の確認を1回挟む運用が安全です。
Makeアカウントを作って、初期設定を済ませる
登録時の質問6つに答えればセットアップ完了。各画面で何を選ぶか、なぜそれを選ぶかを順番に説明します。
- https://www.make.com/ を開く
- 右上の 「Get started free」 または 「Sign up」 をクリック
- メールアドレス・パスワードを入力して登録
- 確認メールが届くのでリンクをクリックして本人確認
ChatGPTなどAIに相談しながらMakeを使い始める場合、この選択が自然です。
Makeを初めて使う場合は、初心者向けの選択で問題ありません。
意味:普段の業務ツールやAIアシスタントは使うが、高度な機能までは使っていない。
ChatGPT・Notion・Googleスプレッドシートを使っていても、APIやWebhookを自分で扱う段階でなければこの選択が安全です。
Notion管理、投稿管理、メルマガ管理、WordPress更新など、自分の事業の効率化に使うため。
投稿ネタの整理、要約、分類、文章生成、分析など、自動化の一部にAIを使う想定だから。
最低限チェックする項目:
- Google Sheets
- Gmail
- Notion
- WordPress
- OpenAI(ChatGPT, Whisper..)
SNS運用も視野に入れる場合は追加:
- Instagram for Business
- Facebook Pages
- YouTube
- Anthropic Claude
| 画面 | 選ぶ項目 |
|---|---|
| Discovery | Recommended by AI |
| Experience | I have no experience with automation |
| Skillset | I use everyday business tools or AI assistants, but not advanced features. |
| Building for | For my company |
| AI Intent | AI for specific tasks |
| Tech Stack | Google Sheets / Gmail / Notion / WordPress / OpenAI |
Notionに投稿管理データベースを作る
投稿の中心はNotion。Makeに渡す前提のデータベース設計を、項目とステータスで固めます。
- Notionのサイドバーで 「+ Add a page」 を押す
- ページタイトルに 投稿管理 と入力
- 本文エリアで 「/database」 と入力
- 表示された 「Database – Full page」 を選択
| 項目名 | 種類 | 用途 |
|---|---|---|
| ネタタイトル | Title(タイトル) | 投稿ネタの管理名 |
| 投稿本文 | Text(テキスト) | 実際に投稿する文章 |
| 切り口 | Text | 投稿の視点・訴求 |
| カテゴリ | Select | お金を守る/AI実践記/法人化 など |
| ステータス | Select | 下書き/投稿待ち/投稿済み |
| 投稿先 | Select | X/note/ブログ/メルマガ など |
| 投稿予定日 | Date | 投稿予定日 |
| 生成月 | Date | ネタを生成した月 |
| メモ | Text | 補足メモ |
「ステータス」プロパティに以下の3つのセレクト値を追加します。シンプルに3段階で運用します。
| ステータス | 意味 |
|---|---|
| 下書き | 投稿文を作成中/確認前 |
| 投稿待ち | Makeで拾ってよい状態 |
| 投稿済み | 実際に投稿済み |
- データベースで 「+ New」 を押す
- ネタタイトル に「テスト投稿」と入力
- 投稿本文 に100〜180文字程度の短い文章を入れる
- 投稿先 を X に
- ステータス は 下書き のまま(Phase 4でテストする時に「投稿待ち」へ変える)
MakeでScenarioを作る(Notion → Buffer)
最初のScenarioは1本だけ。Notionで「投稿待ち」になった投稿をBufferに送り、Notionのステータスを更新する流れを作ります。
- Makeにログインしてダッシュボードを開く
- 左メニューから 「Scenarios」 を選択
- 右上の 「+ Create a new scenario」 をクリック
- 空のキャンバスが表示される
- 画面上部の名前欄に Notion to Buffer と入力して保存
- キャンバス中央の 「+」 円をクリック
- 検索欄に Notion と入力
- 「Watch Database Items」 を選択
- 初回は 「Add」 ボタンからNotionと接続(OAuth認証)
- 連携先のWorkspace・ページを承認
- 接続後、Database ID 欄で「投稿管理」データベースを選択
- Limit は 2 程度に設定(テスト時の安全策)
- 「OK」 で保存
- Notionモジュールと次のモジュールをつなぐ線の上で レンチアイコン をクリック
- 「Set up a filter」 を選択
- Label:投稿待ちのみ
- Condition:ステータス(Status) = 投稿待ち
- 「OK」で保存
- 右側の 「+」 をクリックして次のモジュールを追加
- 検索欄に Buffer と入力
- 「Create an Update」 を選択
- 初回は Buffer と接続(OAuth認証)
- Profile 欄で連携対象のXアカウントを選択
- Text 欄に、Notionから取得した 投稿本文 をマップする
- Now オプション:最初は No(下書き保存)にして、Buffer上で確認してから投稿する運用にする
- 「OK」で保存
- 右側の 「+」 をクリック
- 検索欄に Notion と入力
- 「Update Database Item」 を選択
- Database ID:投稿管理データベースを選択
- Database Item ID:1つ目のNotionモジュールから ID をマップ
- 更新する項目に以下を指定:
- ステータス = 投稿済み
- 「OK」で保存
「Run once」で1件だけテストする
本番運用の前に、必ず1件だけ流して全モジュールが正常に動くか確認します。エラーが出たら次のモジュールに進ませません。
- Notionの「投稿管理」DBで、Phase 2で作ったテスト投稿を開く
- ステータス を 下書き から 投稿待ち に変更
- 保存(自動保存)
- Make Scenario画面の左下にある 「Run once」 をクリック
- 各モジュールに緑のチェックが付くのを確認
- クリックすると各モジュールの実行結果(Input/Output)が確認できる
- Notion「Watch Database Items」が正しく投稿を取得しているか
- 投稿本文がBufferに正しく送られたか
- Notionのステータスが 投稿済み に変わったか
- Bufferの管理画面で投稿が下書きとして登録されているか
- Bufferにログインしてダッシュボードを開く
- 下書きフォルダ(Drafts)を確認
- Makeから送られた投稿が入っているか確認
- 文字化けや改行ミスがないか目視チェック
- 問題なければ 「Share Now」 または日時を指定して投稿
あとはBufferのダッシュボードで投稿を確認して、Xに公開するだけ。シンプルな3段階運用で完結します。
本番運用前のチェックリスト
本番運用を始める前に、3カテゴリ(Notion/Make/Buffer)すべてに目を通してください。
- 投稿管理データベースがある
- 投稿本文の項目がある
- ステータス項目がある(下書き/投稿待ち/投稿済みの3段階)
- 投稿先項目がある
- テスト用の投稿データが1件ある
- テスト投稿のステータスが「投稿待ち」になっている
- Makeアカウントにログインできる
- Notionと接続できている
- Bufferと接続できている
- Scenario「Notion to Buffer」を作成している
- 「投稿待ち」フィルターが設定されている
- Run onceで1件テストした
- エラーが出ていない
- Notionのステータス更新まで確認している
- Bufferにログインできる
- XアカウントがBufferに接続されている
- Makeから送られた投稿がBufferに入っている
- 投稿文が文字化けしていない
- 投稿日時が意図通りになっている
- 投稿前に人が確認できる状態になっている
自動化レベルのロードマップ
いきなりレベル4を目指さない。レベル2まで安定させてから、必要に応じて先に進みます。
| レベル | 内容 | 向いている段階 |
|---|---|---|
| Lv.1 手動中心 |
Notionで投稿管理 → 手動でBufferに貼り付け → Bufferから投稿 | Makeに慣れる前/投稿数が少ない |
| Lv.2 半自動 ★今回の目標 |
Notion → Make → Buffer下書き登録 → 人が確認して投稿 | 安全性と効率のバランスを取りたい |
| Lv.3 自動予約 |
Notion → Make → Buffer予約投稿 → 指定日時にX投稿 | 運用に慣れている/チェック体制がある |
| Lv.4 AI生成込み |
Notionのネタ → OpenAIで投稿文生成 → Makeで整形 → Buffer → 投稿 | 後回しでOK。AI生成文を確認せず投稿するリスクあり |
外注さんへの作業指示文
そのままコピーして外注さんに共有できます。
目的は、Notionで管理しているX投稿案を、Make経由でBufferに送ることです。
XへはMakeから直接投稿しません。
XのAPI制限や仕様変更の影響を避けるため、Bufferを中継して運用します。
最初から完全自動投稿にはせず、まずは以下の状態を目指してください。
Notionでステータスが「投稿待ち」の投稿だけを取得
↓
MakeでBufferへ送信
↓
Notionのステータスを「投稿済み」に変更
Buffer上で最終確認してから投稿する運用にします。
作業時は、必ずRun onceで1件だけテストしてください。
いきなり本番稼働はしないでください。
Notion側の項目名は勝手に変更しないでください。
変更が必要な場合は、事前に確認してください。
Claudeに引き継ぐ場合のプロンプト
作業を別のチャットや別の人に引き継ぐ時、このプロンプトをClaudeに渡せば前提を一発で共有できます。
以下の前提で、初心者でも作業できる手順書を作成してください。
【前提】
Makeは初めて使う
投稿管理はNotionで行う
X投稿はMakeから直接投稿しない
X投稿はBufferを経由する
理由は、MakeとXの直連携が不安定、または使えなくなっているため
最初は完全自動投稿ではなく、Bufferに下書きまたは予約投稿として送る
最終確認はBuffer上で人が行う
Notionのステータスが「投稿待ち」の投稿だけをMakeで取得する
Bufferに送信後、Notionのステータスを「投稿済み」に変更する
Notionのステータスは「下書き/投稿待ち/投稿済み」の3段階のみで運用する
【作成してほしい内容】
全体構成
Notionデータベースの項目設計
Make Scenarioの作成手順
Notion接続手順
Buffer接続手順
テスト実行手順
よくある失敗と対処法
初心者向けの注意点
本番運用前チェックリスト
専門用語はなるべくかみ砕いて説明してください。
ただし、Make上のボタン名やモジュール名は英語表記を残してください。
参照させていただいた動画
本マニュアルの作成にあたり、以下の動画を参考にさせていただきました。素晴らしい解説に感謝します。
チャンネル:管理の山田 | Notion公式アンバサダー
まとめ。
Notionで投稿を管理 → Makeで投稿待ちデータだけ取得 → Bufferへ送信 → Buffer上で確認 → Xに投稿 → Notionのステータスを更新。
最初から完全自動化を目指さず、半自動化から始めるのが現実的です。
