Make × Notion × Buffer 連携マニュアル

ゆきの

Make × Notion × Buffer

Notionで管理、
Bufferで安全にX投稿。

Makeを初めて使う人向けの、Notion投稿管理データベースとX投稿運用の構築マニュアル。手順通りに進めれば、第三者でも初期設定から運用開始まで到達できます。

対象
Make初心者

所要時間
約60〜90分

最終ゴール
Notion→Buffer連携

運用方針
半自動・人が確認

━━ 全体フロー ━━
Notion

⚙️
Make

Buffer

X(投稿)

投稿管理の中心はNotion。Makeは中継役、XへはBuffer経由で安全に。

なぜMakeから直接Xに投稿しないのか。

XのAPI制限や仕様変更の影響を避けるため、Bufferを中継します。Buffer経由にすることで誤投稿リスクを下げ、投稿前に確認するワンクッションを挟めます。

Buffer経由のメリット
・投稿予約がしやすい
・投稿前に人が確認できる
・X以外のSNSにも展開しやすい
・Make側の設定が複雑になりにくい
・誤投稿リスクを下げやすい

!
最初から完全自動化を目指さない
投稿文はタイミングや文脈で印象が変わります。特にXは拡散されやすいので、初期段階では人の確認を1回挟む運用が安全です。



Phase 1

Makeアカウントを作って、初期設定を済ませる

登録時の質問6つに答えればセットアップ完了。各画面で何を選ぶか、なぜそれを選ぶかを順番に説明します。

1
Makeのアカウントを作る
公式サイトでサインアップ。メールアドレスとパスワードがあればOK。

  1. https://www.make.com/ を開く
  2. 右上の 「Get started free」 または 「Sign up」 をクリック
  3. メールアドレス・パスワードを入力して登録
  4. 確認メールが届くのでリンクをクリックして本人確認
登録直後にリージョン(サーバーの地域)を聞かれることがあります。特に指定がなければ EU のままで進めて構いません。

2
「Discovery」画面で答える
Makeをどこで知ったか。

How did you hear about Make?
Makeをどこで知りましたか?
Recommended by AI

ChatGPTなどAIに相談しながらMakeを使い始める場合、この選択が自然です。

3
「Experience」画面で答える
自動化ワークフローの経験。

How would you describe your experience with automating workflows?
自動化ワークフローの経験をどう説明しますか?
I have no experience with automation

Makeを初めて使う場合は、初心者向けの選択で問題ありません。

4
「Skillset」画面で答える
技術スキルレベル。

Which of the following best describes your technical skill level?
あなたの技術スキルに一番近いものはどれですか?
I use everyday business tools or AI assistants, but not advanced features.

意味:普段の業務ツールやAIアシスタントは使うが、高度な機能までは使っていない。
ChatGPT・Notion・Googleスプレッドシートを使っていても、APIやWebhookを自分で扱う段階でなければこの選択が安全です。

5
「Building for」画面で答える
誰のためにMakeを使うか。

Who do you plan to use Make for?
Makeを誰のために使う予定ですか?
For my company

Notion管理、投稿管理、メルマガ管理、WordPress更新など、自分の事業の効率化に使うため。

6
「AI Intent」画面で答える
自動化の中でAIをどう使うか。

What is your primary goal for using AI in your automations?
自動化の中でAIを使う主な目的は何ですか?
AI for specific tasks

投稿ネタの整理、要約、分類、文章生成、分析など、自動化の一部にAIを使う想定だから。

7
「Tech Stack」画面でツールを選ぶ
よく使うツールにチェックを入れる。

最低限チェックする項目:

  • Google Sheets
  • Gmail
  • Notion
  • WordPress
  • OpenAI(ChatGPT, Whisper..)

SNS運用も視野に入れる場合は追加:

  • Instagram for Business
  • Facebook Pages
  • YouTube
  • Anthropic Claude
!
Xはこの画面に出ていない場合があります。X投稿はMakeから直連携ではなく、Buffer経由で行うので、ここに出ていなくて問題ありません。

8
選択内容のまとめ表で確認
最後に答えた内容が正しいかチェック。

画面 選ぶ項目
Discovery Recommended by AI
Experience I have no experience with automation
Skillset I use everyday business tools or AI assistants, but not advanced features.
Building for For my company
AI Intent AI for specific tasks
Tech Stack Google Sheets / Gmail / Notion / WordPress / OpenAI
この内容で進めればMakeのダッシュボードに到達できます。これで Phase 1 完了



Phase 2

Notionに投稿管理データベースを作る

投稿の中心はNotion。Makeに渡す前提のデータベース設計を、項目とステータスで固めます。

9
Notionで新規データベースを作る
空白ページに「Database – Full page」を追加。

  1. Notionのサイドバーで 「+ Add a page」 を押す
  2. ページタイトルに 投稿管理 と入力
  3. 本文エリアで 「/database」 と入力
  4. 表示された 「Database – Full page」 を選択

10
プロパティ(項目)を作る
下の表の通りに、項目を10個追加します。

項目名 種類 用途
ネタタイトル Title(タイトル) 投稿ネタの管理名
投稿本文 Text(テキスト) 実際に投稿する文章
切り口 Text 投稿の視点・訴求
カテゴリ Select お金を守る/AI実践記/法人化 など
ステータス Select 下書き/投稿待ち/投稿済み
投稿先 Select X/note/ブログ/メルマガ など
投稿予定日 Date 投稿予定日
生成月 Date ネタを生成した月
メモ Text 補足メモ
!
項目名を後から変えない。Makeで連携設定をした後にNotion側の項目名を変えると連携が崩れます。特に ネタタイトル投稿本文ステータス投稿予定日投稿先 は注意。

11
「ステータス」のセレクト項目を設計する
3段階。Makeが自動で拾うのは「投稿待ち」のみ。

「ステータス」プロパティに以下の3つのセレクト値を追加します。シンプルに3段階で運用します。

ステータス 意味
下書き 投稿文を作成中/確認前
投稿待ち Makeで拾ってよい状態
投稿済み 実際に投稿済み
重要:Makeが自動で拾う対象は、原則として 投稿待ち のみ。下書きや未確認の投稿までBufferに送られると誤投稿リスクがあるため、人が「投稿待ち」に変えた瞬間が連携トリガーになる設計にします。

12
テスト用の投稿データを1件入れる
Phase 4のテスト実行で使うサンプル。

  1. データベースで 「+ New」 を押す
  2. ネタタイトル に「テスト投稿」と入力
  3. 投稿本文 に100〜180文字程度の短い文章を入れる
  4. 投稿先X
  5. ステータス下書き のまま(Phase 4でテストする時に「投稿待ち」へ変える)
!
テスト時の本文は 長文ではなく、100〜180文字程度 に。スレッド投稿や長文の検証は、基本フローが安定してから。



Phase 3

MakeでScenarioを作る(Notion → Buffer)

最初のScenarioは1本だけ。Notionで「投稿待ち」になった投稿をBufferに送り、Notionのステータスを更新する流れを作ります。

13
新しいScenarioを作成する
Makeダッシュボードから空のScenarioを開始。

  1. Makeにログインしてダッシュボードを開く
  2. 左メニューから 「Scenarios」 を選択
  3. 右上の 「+ Create a new scenario」 をクリック
  4. 空のキャンバスが表示される
  5. 画面上部の名前欄に Notion to Buffer と入力して保存

14
最初のモジュール:Notion「Watch Database Items」
Notionの投稿管理DBを監視するトリガー。

  1. キャンバス中央の 「+」 円をクリック
  2. 検索欄に Notion と入力
  3. 「Watch Database Items」 を選択
  4. 初回は 「Add」 ボタンからNotionと接続(OAuth認証)
  5. 連携先のWorkspace・ページを承認
  6. 接続後、Database ID 欄で「投稿管理」データベースを選択
  7. Limit2 程度に設定(テスト時の安全策)
  8. 「OK」 で保存
Notionと接続するとき、Notion側で 「Connections」→「投稿管理ページにMakeを追加」 する操作が必要な場合があります。Notion画面右上の「・・・」→「Connections」から確認できます。

15
フィルター:「投稿待ち」だけ通す
条件を1本入れて、誤投稿の入口を塞ぐ。

  1. Notionモジュールと次のモジュールをつなぐ線の上で レンチアイコン をクリック
  2. 「Set up a filter」 を選択
  3. Label:投稿待ちのみ
  4. Condition:ステータス(Status) = 投稿待ち
  5. 「OK」で保存
!
このフィルターを忘れると、下書きや未確認のものまでBufferに流れてしまいます。必ず最初に設定してください。

16
2つ目のモジュール:Buffer「Create an Update」
取得した投稿をBufferの下書きとして登録する。

  1. 右側の 「+」 をクリックして次のモジュールを追加
  2. 検索欄に Buffer と入力
  3. 「Create an Update」 を選択
  4. 初回は Buffer と接続(OAuth認証)
  5. Profile 欄で連携対象のXアカウントを選択
  6. Text 欄に、Notionから取得した 投稿本文 をマップする
  7. Now オプション:最初は No(下書き保存)にして、Buffer上で確認してから投稿する運用にする
  8. 「OK」で保存
事前にBufferで無料アカウントを作り、Xアカウントを接続しておくこと。Buffer側でXが連携済みでないと、Make側で選択肢に出てきません。

17
3つ目のモジュール:Notion「Update Database Item」
Bufferに送ったらNotionのステータスを更新する。

  1. 右側の 「+」 をクリック
  2. 検索欄に Notion と入力
  3. 「Update Database Item」 を選択
  4. Database ID:投稿管理データベースを選択
  5. Database Item ID:1つ目のNotionモジュールから ID をマップ
  6. 更新する項目に以下を指定:
    • ステータス = 投稿済み
  7. 「OK」で保存
3ステータス運用では、BufferにデータをStep 16で送った時点で、Notion側を「投稿済み」に変えるシンプルな流れにします。実際のXへの投稿はBuffer側で手動確認のうえ実行する想定なので、Notionは「自分が取り扱いを終えた」マーカーとして「投稿済み」を使います。

これで Notion → Make → Buffer → Notion更新 の3モジュール構成が完成。次のPhase 4でテスト実行します。



Phase 4

「Run once」で1件だけテストする

本番運用の前に、必ず1件だけ流して全モジュールが正常に動くか確認します。エラーが出たら次のモジュールに進ませません。

18
テスト投稿のステータスを「投稿待ち」に変える
Notionで状態を変えて、Makeに拾わせる準備。

  1. Notionの「投稿管理」DBで、Phase 2で作ったテスト投稿を開く
  2. ステータス下書き から 投稿待ち に変更
  3. 保存(自動保存)

19
Makeで「Run once」を実行
Scenario画面の左下にあるボタン。

  1. Make Scenario画面の左下にある 「Run once」 をクリック
  2. 各モジュールに緑のチェックが付くのを確認
  3. クリックすると各モジュールの実行結果(Input/Output)が確認できる
確認するポイント:

  • Notion「Watch Database Items」が正しく投稿を取得しているか
  • 投稿本文がBufferに正しく送られたか
  • Notionのステータスが 投稿済み に変わったか
  • Bufferの管理画面で投稿が下書きとして登録されているか

20
Buffer上で最終確認してXに投稿
人が一度確認してから投稿する運用。

  1. Bufferにログインしてダッシュボードを開く
  2. 下書きフォルダ(Drafts)を確認
  3. Makeから送られた投稿が入っているか確認
  4. 文字化けや改行ミスがないか目視チェック
  5. 問題なければ 「Share Now」 または日時を指定して投稿
Notion側のステータスは、Bufferに送信した時点でMakeが自動で 投稿済み に変えてくれます。
あとはBufferのダッシュボードで投稿を確認して、Xに公開するだけ。シンプルな3段階運用で完結します。



本番運用前のチェックリスト

本番運用を始める前に、3カテゴリ(Notion/Make/Buffer)すべてに目を通してください。

Notion側
  • 投稿管理データベースがある
  • 投稿本文の項目がある
  • ステータス項目がある(下書き/投稿待ち/投稿済みの3段階)
  • 投稿先項目がある
  • テスト用の投稿データが1件ある
  • テスト投稿のステータスが「投稿待ち」になっている
Make側
  • Makeアカウントにログインできる
  • Notionと接続できている
  • Bufferと接続できている
  • Scenario「Notion to Buffer」を作成している
  • 「投稿待ち」フィルターが設定されている
  • Run onceで1件テストした
  • エラーが出ていない
  • Notionのステータス更新まで確認している
Buffer側
  • Bufferにログインできる
  • XアカウントがBufferに接続されている
  • Makeから送られた投稿がBufferに入っている
  • 投稿文が文字化けしていない
  • 投稿日時が意図通りになっている
  • 投稿前に人が確認できる状態になっている



自動化レベルのロードマップ

いきなりレベル4を目指さない。レベル2まで安定させてから、必要に応じて先に進みます。

レベル 内容 向いている段階
Lv.1
手動中心
Notionで投稿管理 → 手動でBufferに貼り付け → Bufferから投稿 Makeに慣れる前/投稿数が少ない
Lv.2
半自動
★今回の目標
Notion → Make → Buffer下書き登録 → 人が確認して投稿 安全性と効率のバランスを取りたい
Lv.3
自動予約
Notion → Make → Buffer予約投稿 → 指定日時にX投稿 運用に慣れている/チェック体制がある
Lv.4
AI生成込み
Notionのネタ → OpenAIで投稿文生成 → Makeで整形 → Buffer → 投稿 後回しでOK。AI生成文を確認せず投稿するリスクあり



外注さんへの作業指示文

そのままコピーして外注さんに共有できます。

Makeを使って、Notionの投稿管理データベースとBufferを連携する初期設定をお願いします。

目的は、Notionで管理しているX投稿案を、Make経由でBufferに送ることです。

XへはMakeから直接投稿しません。
XのAPI制限や仕様変更の影響を避けるため、Bufferを中継して運用します。

最初から完全自動投稿にはせず、まずは以下の状態を目指してください。

Notionでステータスが「投稿待ち」の投稿だけを取得

MakeでBufferへ送信

Notionのステータスを「投稿済み」に変更

Buffer上で最終確認してから投稿する運用にします。

作業時は、必ずRun onceで1件だけテストしてください。
いきなり本番稼働はしないでください。

Notion側の項目名は勝手に変更しないでください。
変更が必要な場合は、事前に確認してください。



Claudeに引き継ぐ場合のプロンプト

作業を別のチャットや別の人に引き継ぐ時、このプロンプトをClaudeに渡せば前提を一発で共有できます。

あなたは、Make・Notion・Buffer連携に詳しい業務自動化アドバイザーです。

以下の前提で、初心者でも作業できる手順書を作成してください。

【前提】

Makeは初めて使う
投稿管理はNotionで行う
X投稿はMakeから直接投稿しない
X投稿はBufferを経由する
理由は、MakeとXの直連携が不安定、または使えなくなっているため
最初は完全自動投稿ではなく、Bufferに下書きまたは予約投稿として送る
最終確認はBuffer上で人が行う
Notionのステータスが「投稿待ち」の投稿だけをMakeで取得する
Bufferに送信後、Notionのステータスを「投稿済み」に変更する
Notionのステータスは「下書き/投稿待ち/投稿済み」の3段階のみで運用する

【作成してほしい内容】

全体構成
Notionデータベースの項目設計
Make Scenarioの作成手順
Notion接続手順
Buffer接続手順
テスト実行手順
よくある失敗と対処法
初心者向けの注意点
本番運用前チェックリスト

専門用語はなるべくかみ砕いて説明してください。
ただし、Make上のボタン名やモジュール名は英語表記を残してください。



参照させていただいた動画

本マニュアルの作成にあたり、以下の動画を参考にさせていただきました。素晴らしい解説に感謝します。

ノーコードツールmake × Notionの使い方を初心者向けに解説
チャンネル:管理の山田 | Notion公式アンバサダー

まとめ。

Makeを「全部自動で投稿するツール」ではなく、まずは NotionとBufferをつなぐ中継役 として使います。

Notionで投稿を管理 → Makeで投稿待ちデータだけ取得 → Bufferへ送信 → Buffer上で確認 → Xに投稿 → Notionのステータスを更新。

最初から完全自動化を目指さず、半自動化から始めるのが現実的です。

ABOUT ME
ゆきの
ゆきの
守ることから始めた経営者
ゆきの(1981.7.19 三重県出身 A型 蟹座) 法人会社(物販)1社経営で8期(年商1.2億円) 2021年12月からセルフエステサロン運営。 2023年から法人経営起業サポートコミュニティ[YES]を開講中!(生徒数40名、内女性30名) 2024年1月から個別相談を開始し、2025年現在では平均月40社のサポート中。 2024年夏から一般企業の経理担当を開始し、 融通の効かない大手税理士事務所からfreee会計への移行サポートや、銀行融資が獲得しやすい決算書の作成をサポートさせていただいています。 情報発信での収益は年間1,000万円超。
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